2025年8月28日ドル円予想結果と29日の相場予想

FX予想

はじめに

2025年8月28日のドル円相場は、多くの投資家が注目していた経済指標や要人発言を受けて上下に揺れる展開となりました。
本記事では、28日の予想と実際の結果を振り返りながら、29日(8月末)のドル円相場をテクニカル面・ファンダメンタルズ面の両方から分析し、今後の見通しを考えていきます。

FXトレーダーの方はもちろん、初心者トレーダー為替動向を知りたい方にとっても参考になる内容を目指しています。


2025年8月28日 ドル円予想結果の振り返り

前日の相場背景

28日は日本時間21時30分に米国の新規失業保険申請件数、そして23時には米国GDP改定値が発表されました。
市場の注目は、米国経済の強さと利下げ開始時期の見通しに集まっており、これがドル円の短期的な方向性を左右しました。

昨日の予想段階では、チャネルラインの下限値147.30を下抜けし、147.100、147.000、147.9円辺りで反発し、基本的にはレンジ内で下降していく目線で予測を立てていました。

また別シナリオとしては、チャネルライン下限値を下に抜けきれず、147.3~147.4を上抜けして上昇した場合には、148.2円辺りまでレンジで推移し、経済指標次第で上抜けの可能性もあるとされていました。

実際の値動き

実際には、以下の画像のようになりました。

この結果から見ると、「予想通りにチャネルラインを下抜けし、147.1、147、146.83付近で反発しながら徐々に下降」という予想シナリオが見事に的中した形となり、147.3~147.4円台への明確な上抜けは見られなかった点がポイントでした。

モンキチは、下抜けを明確に確認した時点で赤矢印の部分しか利益が取れない為、リスクリワードを考慮し、エントリーを避けました。そして147.1円に落ちてきた後に下位足の15分チャートで明確に反発したのを確認し147.160でロング(買いエントリー)を入れ、チャネルラインまで戻ってきたところで強く反発されるのを確認し、147.348円で利確しました。

次に、147円まで下がってきましたが、そこはすでに2回目なのでスルーし、過去に何回も反発されている146.837辺りまで下がって来たのでこれは強く反発する根拠が多いのでチャンスだと思い、フライング気味ですが、タッチしたところで146.845円でロング(買いエントリー)しました。

この時、日本時間21時頃でしたので、21時半からのドル円関連の経済指標を避けて早めに利確しようか考えた結果、21時15分の時点で12pipsくらい利益が出ていたので、経済指標の予想を考え、ドル買い(円安)要因が強かった為、ストップロスをちょいプラスの位置にずらして、指標を待ちました。

結果は、予想通りにドル買い要因でしたので、147.34円くらいまで大きく上がるのを冷静に待ちました。
ですが、その後の指標でドル売り要因の結果が出て147.1円を明確に割ってきたので147.051円で利確しました。

2エントリーで、39.4pips(0.394円幅)利益がとれました。


2025年8月29日 ドル円相場の注目ポイント

29日は週末を控え、ポジション調整の動きが強まる可能性があります。また、米経済指標に加えて、日米の金利差に関する見方や、欧州時間のリスク回避姿勢も注視すべき要因です。

ファンダメンタルズ分析

  1. 米国経済指標
    日本時間21時30分に発表されるPCEデフレーター(米インフレ指標)が最大の注目材料です。FRBが利下げに動くかどうかの判断に直結するデータであり、市場の反応は大きくなるでしょう。予想を上回ればドル買いが強まり、148円台回復の可能性が高まります。逆に予想を下回ればドル売りが進行し、146.2円割れを試す展開となり得ます。
    モンキチ個人的にはドル買い(円安)となると考えています。
    ※あくまでも個人的観測です。
  2. 日本の金融政策動向
    日銀は依然として緩和姿勢を維持していますが、物価上昇を背景に政策修正への思惑も残っています。
    円買い要因が出れば、ドル円の上値は重くなるでしょう。
  3. リスク要因
    米国政治情勢や中国経済の減速懸念など、地政学的リスクが高まると円高方向に振れやすいため、注意が必要です。

モンキチ流テクニカル分析

  • シナリオ1:
    以下は1時間足チャートでの分析ですが、短期的チャネルライン内で勢いよく146.6円付近のやや強い抵抗線に近づいてきているので、何回かチャレンジして下に突き抜けてきて、ここ数日でのレンジ最安値の146.2円まで落ちてくるのではないか?という可能性があります。
    ※理由はN波動に近い形でイメージしている方がいると思うからです。

    29日午前中にはタッチしているかもしれません。もし、タッチしていたらモンキチなら即ロング(買いエントリー)いれます!ここは強く反発すると思います。
    無難に利確したければ、146.6円ちょい前で利確を推奨します。

    モンキチ個人的な経済指標予想を考慮すると、29日は全体的にドル円は大きく買い戻しが入るのではないかと思っております。だとしたら、146.6円での利確は早すぎて、21時半以降には148.2円くらいまで戻ってきてもおかしくないかもしれません。
    個人の判断にお任せしますのでリスクをよく考えて選択しましょう。
  • シナリオ2
    シナリオ1同様にチャネル内で下降してきて、29日朝4時時点で146.6円付近のやや強めのサポートラインを大きく反発してきています。もしかしたら、このままこの傾きがきつめのチャネルラインをダウ転換して上抜けしてくる可能性があります。利確を早めにとりたい方は、147.2円辺りになります(1時間足チャートの60EMAに近づくととりあえず強く押し戻されると思います)。
    後はシナリオ1と同じ作戦でみています。
    147.6円まで上がってしまえばあとは、抵抗が何もないので148円代に一気に上がっていくと思います。

2025年8月29日 ドル円相場予想レンジ

総合的に判断すると、29日のドル円予想レンジは 146.2〜148.20円 と見ています。

  • 上方向シナリオ:米PCEデフレーターが強く、FRBの利下げ観測が後退すれば、148円台を試す展開へ。
  • 下方向シナリオ:PCEが弱く、米金利低下が鮮明になれば、147円割れから146円後半へ下落するリスクも。

週末要因によるポジション調整も相まって、乱高下しやすい地合いが予想されます。スキャルピングやデイトレードでは指標前後の急変動に十分注意が必要です。


中長期的なドル円の見通し

短期的には指標やイベントに振らされやすいものの、中長期で見ると依然として「米金利動向」が最大のテーマです。2025年後半からFRBの利下げサイクルが意識されており、その時期が早まれば円高圧力が強まります。一方、日本の金融政策正常化が遅れれば、ドル円は高止まりする可能性があります

市場では年末にかけて 145〜150円のレンジ相場 を想定する声が多く、トレンド転換の兆候を捉えることが重要です。
※モンキチ個人的な目線では、中長期では下目線だと思っています。


まとめ

  • 8月28日のドル円は、予想通りに下降した。
  • 29日の最大注目は米PCEデフレーター。結果次第で148円台回復か、145円台突入か分かれる可能性あり。
  • テクニカル的には147円前後が重要な攻防ライン。
  • 中長期的には米利下げ時期が焦点で、145〜150円の広いレンジを想定。
  • モンキチ個人的な狙いとしては、146.2円まで戻ってきたら指値でロング入れておけば無難ではないかと考えます。

※注意点として把握しておいてもらいたい事:
月末月始の相場は重要な経済指標多く、相場が荒れやすい状況になります
堅実に利益を積み重ねていきたい場合には、静観するのが良いと思います。

投資家にとっては難しい局面が続きますが、ファンダメンタルズとテクニカルをバランスよく活用し、冷静なトレードを心がけたいところです。


以上が「2025年8月28日ドル円予想結果と29日の相場予想」でした。今後も毎日のドル円相場の動きを追いながら、最新の情報をお届けしていきます。

本日の予想結果は、こちらから確認できます。

👉 モンキチのワンポイント
「目標価格手前でのチキン利確はしない事!いずれコツコツドッカンやります!」
勝てる時に多く勝ち、負けを少なくする努力をしていかないと、勝率が高くてもトータルでは負ける事になります。
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