【ドル円最新予想】CPI発表で下落もサポート接近で反発局面か?今後の2つのシナリオを徹底分析(2025年8月13日)

FX予想

昨夜2025年8月12日夕方に21時30分の重要経済指標(CPI)以降の大胆シナリオ予想を出しました。
モンキチの予想通りにエントリーしていた方は75~100pips程度の利益幅が取れたと思います。

ただ、最大で3円程下落するかと思っていましたが、思ったより勢いが弱く1円程の下落でした。
盆休み期間中で夏枯れ相場だったのを忘れていました(-_-;)
因みにモンキチは指標直前にビビッて冷静になり、ドル売りの結果が出た事を確認してから無難にエントリーした為、45pipsくらいの利幅で深夜になってしまい、200日移動平均線(14.720付近)にタッチして強めに反発したところで、数時間はレンジ相場になると感じたので2.6Lot分を利確してしまいました。

本記事では、今後のドル円の予想シナリオを公開します

1. 昨夜のCPI発表とドル円下落の背景

2025年8月12日(日本時間21:30)に米国CPI(消費者物価指数)が発表されました。今回のCPIは市場予想をやや下回る結果となり、米国のインフレ鈍化が示されました。これを受けて、米FRB(連邦準備制度理事会)が9月に利下げへ踏み切る可能性が一段と高まったとの見方が市場に広がりました。

発表直後から為替市場ではドル売り・円買いが急速に進み、ドル円は急落。発表前は149円台半ばに位置していた相場が、数時間のうちに148円を割り込む場面も見られました。特にCPIが予想を下回ると、米国の金利低下観測が強まり、金利差縮小を嫌ったドル売りが起きやすくなります。

今回の下落は一時的な値動きではなく、市場の心理的な変化を伴うものでした。つまり「9月利下げはほぼ確実」という織り込みが為替相場全体に浸透したことが大きな特徴です。


2. 米利下げ織り込みとドル円の関係性

為替市場における金利差は、通貨の価値に直接影響します。
現在、日本は依然として超低金利政策を維持しており、米国の金利水準がドル円の方向性を左右しています。

  • 米国が利下げを行う → 米金利低下 → ドルの魅力低下
  • 日米金利差縮小 → 円買い・ドル売り加速

今回のCPI結果を受けて、CMEフェドウォッチでは9月の25bp利下げがほぼ100%織り込まれる状況となりました。この織り込みは為替に即時反映され、ドル円は下方向への圧力が強まったわけです。

さらに、利下げは1回では終わらず年内複数回実施される可能性もあり、中長期的にはドル安基調が意識されやすくなっています。


3. 8月13日の値動きとテクニカル分析

8月13日、東京市場から欧州市場にかけて、ドル円は昨夜のCPI発表による下落を引き継ぎ、下降トレンドを継続しました。
しかし夜にかけて、テクニカル的なサポートポイントに接近し、反発の兆しを見せ始めます。

特に注目すべきサポートは以下の通りです。

  1. 200日移動平均線(MA200)
    • 長期トレンドの分岐点となる重要な節目
  2. 週足チャートの上昇チャネルの下限サポート
    • 中期的な上昇トレンドを支える重要ライン
  3. 60日移動平均線(MA60)
    • 中期的な調整局面の下限目安
  4. 日足の上昇ダウの起点(146.9〜146.8円)
    • 過去に強い買いが入った価格帯

これらの水準が重なったポイントは、テクニカル的に「強い反発が起きやすい場所」です。実際、夜間にかけて下げ止まりの動きが確認され、相場は一時的にもみ合いに入りました。


4. 今後の2つのシナリオ予想

ドル円相場は、現在重要な岐路に立っています。ここからの展開として、大きく2つのシナリオが考えられます。


シナリオ①:サポート接触後の反発→短期上昇→再下落

最も想定されるシナリオは、サポートポイント(146.9〜147.2円)付近で強く反発し、下降は一服。短期的に上昇へ転じた後、下降していくパターンです。

  • 上昇ターゲットは日足チャートフィボナッチ38.2~61.8辺り(147.570〜147.800円)
    ここでショート(売りエントリーも有りです
  • その後、週足の上昇チャネルラインのサポートライン&200EMA付近(147.180~147.310)での再反発が予想されるので、ショート入れた場合は、中長期のトレードでなければ一旦利確しましょう。
  • その後に、強いサポートライン付近(156.9円を下回ってきた場合)には、強めの下落が継続しますので、ショートを狙います。

このパターンでは、反発を狙った短期ロング戦略が有効となりますが、147.8~148.5円付近まで上昇してきた場合には、148円前後でのレンジ相場または上昇に変わるのでエントリーは控えましょう。
今後の下降を想定すれば、149円、150円まで上昇する可能性はかなり低いと考えます。
※あくまでもモンキチ個人的な予想ですので参考程度にとらえて下さい。


シナリオ②:サポート接触後の反発→短期上昇→レンジ相場(もしくは上昇トレンド継続)

もう一つのシナリオは、最も想定されるシナリオは、サポート付近(146.9〜147.2円)付近で強く反発し、下降は一服。短期的に上昇へ転じた後に、そのまま上昇トレンド入りするパターンです。

  • 上昇ターゲットは日足チャートフィボナッチ38.2~61.8辺り(147.60〜147.800円)ですが、ここで反発すれば早いほど下降トレンドが続き安くなります。ただし、61.8のライン(147.8)を超えてきてしまうと、短期的に下降トレンドではなくなります。
  • その後、148円超えを目指す流れとなり、148円付近でのレンジ相場になりやすいと考えます。
    上昇していくパターンは、9月が下降目線であることを踏まえると、可能性は低いです。

このパターンは、米長期金利の急上昇や追加の強い米経済指標が引き金になる可能性が高いです。
その場合はしばらく様子見が無難と考えます。


5. 中長期的なドル円の見通し(9月以降)

中長期的には、ドル円の下降目線は変わりません。9月以降はFRBの利下げが現実化し、日米金利差が縮小することでドル安・円高の流れが続く可能性が高いです。※追加指標に注意が必要

特に150円超えは心理的・テクニカル的な強い壁となっており、150円台への再突入は考えにくい状況です。むしろ、148〜144円のレンジでの推移、もしくはさらに下方への調整が視野に入ります。


6. トレード戦略まとめ

  • 反発狙い:147.560〜147.800円での売り狙い。ただし147.2円付近では一旦利確を検討
  • 割れた場合:最初に意識されるのは60日EMAの147.2円ですが、146.8~146.9円を明確に下抜ければ戻り売り戦略へ切り替え
  • 中長期目線:9月以降は下降トレンド継続を想定し、高値売り優先 ※ゼロスワップならばしばらく保持

まとめ

  • 昨夜のCPI発表でドル円は急落、背景には9月の米利下げ織り込みがある
  • 8月13日はサポート接近で反発の兆しも、今後は2つのシナリオに分かれる
  • 中長期的には下降目線継続、150円超えは想定しにくい

テクニカルとファンダメンタルの両面を意識しながら、相場の分岐点を冷静に見極めることが重要な局面です。
※中長期的にゼロスワップ口座で保持し続けるのが一番有効かつ利益幅も大きくとれると考えます。

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