こんにちは、モンキチです!今回は僕が2025年9月末にドル円を中期トレードとして4lotショートで仕込んでみました!
この作戦について、なぜこのタイミングでエントリーしたのか、そして今後の戦略まで詳しく解説していきます。
FXをやっている方なら「相場の流れをどう読むか」が勝敗の分かれ目になると思いますが、今回のトレードは過去データ・経済指標・日本・米国の環境分析をすべて踏まえたものです。
因みに、何故4Lot(40,000通貨)なのかと言いますと、私がFX口座を持っている、フィリップ証券Fx、みんなのFx、DMM Fx、LINE Fx口座で約15万円ずつ保有しているので、ドル円ならば、各口座でドル円を1Lotエントリーしても証拠金率は200~250%残るので中期の変動に耐えられると考えたからです。
他にも自動売買ツールに10万円程投資して運用していますが、それは完全に運用を任せて放置しています。
1. なぜ9月末でドル円ショートを選んだのか
僕が今回4lot分(40000通貨)ドル円ショートを入れた理由は、大きく分けて3つあります。
- 米経済のドル売り要因が多い
- 日本の円買い要因が重なっている
- 10月中旬まで下がる傾向(季節性)を踏まえた確率的優位性
順番に説明していきます。
1-1. 米経済のドル売り要因
2025年の米国経済は、一見堅調に見えますが、指標や市場心理を踏まえるとドル売り圧力が強い局面です。
- 経済指標の弱さ
直近の消費者信頼感指数や個人所得・支出の伸びは予想よりも控えめで、米経済の減速懸念が市場に出ています。
これによりドル買い意欲が低下し、ドル円は下落圧力を受けやすくなっています。 - FRBの利上げ観測後退
金利が高止まりしている状態でも、インフレが落ち着き気味であるため、市場は利下げ観測を織り込みつつある状況(既に価格に反映されている状況)です。
利下げ観測が強まると、米ドルの魅力が低下し、ドル売り方向に振れる傾向があります。 - 海外投資家のリスク回避
米株市場の不安定さや政治リスクの影響で、短期的にはドル買いよりもドル売りで円や金など安全資産に資金が流れる傾向が見られます。
1-2. 日本の円買い要因
ドル円下落には、日本側の要因も大きく関わっています。
- 自民党総裁選などの政治不安の対策
政局の不透明感が改善されると、国内外の投資家が安全資産として円を買う理由になります。
特に短期的な政治イベント前後では、円高圧力がかかりやすいです。
個人的には、小泉さんもしくは高市さんが次の総理大臣に任命されると思います。
どちらにせよ、対策内容から円高方向に動く事が予想されています。 - 日本経済の安定志向
日本国内の景気は比較的安定しており、金融政策も緩和的なまま。
この状況で米ドルが売られると、相対的に円高圧力が強まる構造です。
1-3. 10月半ばまで下がる傾向(季節性)
過去20年程度のドル円データを分析すると、10月は円高方向に動きやすい季節性があります。
- 9月末〜10月前半
→ 海外投資家のポジション調整やリスク回避で円高優勢 - 10月中旬〜下旬
→ 下げ止まりや一時的な反発はあるものの、基本的には下方向トレンド優勢 - 11月以降
→ 年末にかけて反発やレンジの動きが出やすい
このように、統計的に見ても10月半ばまでは下落しやすい傾向があるため、ショート中期戦略として確率的優位性が高いと判断しました。
1-4. テクニカル的なエントリー根拠
9/28までは、150円付近までポジション調整で上昇していましたが、9/29,30で147.68円付近まで下がりました。
指標がない時間帯も、上への反発が弱く、上値が重く徐々に下がっていく傾向が見られた為、多くの投資家たちがドル売り、円買いをしているのが見受けられました。
30日の23時の重要経済指標後に価格に方向性が出てきたのと、4時間足チャートで確定ローソク足が久しぶりに200EMAを下抜けてきたので、まだ下降トレンドが続く!と判断し、各4口座にてドル円をショートでエントリーしてみました。
※懸念点としては、4時間足チャートではエリオット波動が終了してそうな感じの形なのと、一旦147.68円付近の強いサポートラインにあたって強めに反発してきたのが気になりますので、完璧なポイントとは言えませんが、10月は下がるというデータを試す良い機会だと思いました。
2. 作戦の詳細と戦略
では具体的に僕がどのようにポジションを構築したかを紹介します。
2-1. エントリー
- 日付:2025年9月末
- ポジション:ドル円ショート
- ロット数:4lot
- エントリー価格:147.9円前後
このタイミングでショートを入れた理由は、上記の米ドル売り+円買い+季節性の下落という三重要因が揃ったからです。
短期テクニカルやニュースやノイズに左右されない為にも、確率の高い中期戦略で勝負する方針を取りました。
2-2. 利確とリスク管理
- 利確目安:146円半ば〜前半
- 逆指値:上値抵抗ライン近辺で設定
- 保持期間:10月半ばまで
利確ラインは過去の統計的下限と直近サポートラインを参考に設定。
逆指値も設定することで、万が一相場が逆行しても大きな損失を避けられるようにしています。
2-3. ゼロスワップ口座の活用
本来ならば、スワップポイントがとられない口座を作って仕込みたかったのですが、間に合わなかったのと、日本の口座でも逆にスワップポイントがもらえる日もありますのであまり意識しなくても2週間程度ならば、意外にトントンになったりします。
10月半ばに利確した後は、ゼロスワップ口座に資金を移す予定です。
- 長期ポジションでもスワップコストがかからない
- 12月の戻り売り(円高狙い)に再度仕込みやすい
これにより、コストを抑えつつ高確率の戦略に沿った中期~長期運用が可能になります。
※ゼロスワップ口座の作り方や申請の仕方は後日、自分が作成してみて安全なのを確認してから
別記事にてご紹介していきます。
・みんなのFX ※世界最狭水準のスプレッド、スワップポイント優遇通貨あり、TradingViewの高機能分析ツールの無料利用可能、0.1Lot(1000通貨)から小取引が可能
・DMM FX ※世界最狭水準のスプレッド、デモトレード可能、使いやすい(初心者向け)
※上記は、自分が使ってみて便利だと思った証券口座です。
(ドル円でエントリーするには1lot単位でのエントリーになる為、6万円程度の証拠金が最低限必要になります。証拠金率100%切ると損切されてしまいますので、10万円以上の入金が安全です。)
3. 10月〜年末の相場戦略イメージ
僕の統計分析と過去の傾向を踏まえると、今後の戦略は以下のように考えています。
月 | 戦略 | 理由 | ポジション例 |
---|---|---|---|
10月前半 | ショート保持 | 米ドル売り+円買い+季節性の下落 | 147.9ショート |
10月中旬 | 利確検討 | 下げ止まりや反発の可能性 | 146半ばで利確 |
10月後半 | ゼロスワップ口座へ移動 | 長期保持コストを削減 | 資金移動 |
11月 | 市場反発やレンジを見極め | 年末ラリーや米経済次第 | 小ロット短期売買 |
12月前半 | 戻り売り狙い | 年末ポジション整理による円高 | ショート再仕込み |
4. まとめ:確率と統計に基づく中期トレードの重要性
今回のトレードを通じて僕が伝えたいポイントは、短期テクニカルやニュースのノイズに惑わされず、確率の高いパターンに沿ったトレードが有利だということです。
- 米経済のドル売り圧力
- 日本の円買い要因
- 10月の下落傾向(季節性)
これら三つの要因を組み合わせることで、統計的に優位性の高いショート戦略を構築できました。
FXは「運」や「偶然の一撃」ではなく、データと確率に基づく戦略が勝率を高める世界です。
これからも僕は、過去データや経済指標を分析して、中期~長期の高確率トレードも実践して、その勝率の高さを検証(証明)していきます。
結果報告を楽しみにしていて下さいm(_ _)m
ご興味があれば、私が使っている自動売買システムを使って見て下さい。
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※自分で取引する時間が作れない方もしくは、スキルがない方に代わってプロが自動で取引してくれるシステムです。
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